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佐久島で「サツマイモ収穫祭」、試験栽培1年目で収量500㌔

2017.11.16

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芋を収穫する参加者ら

 佐久島の島民団体「島を美しくつくる会」は11月12日、佐久島クラインガルテンで「サツマイモ収穫祭」を開きました。同会がJA西三河や西尾市・愛知県と協力して行っているサツマイモ試験栽培の収穫を行うイベントで、同会の島民のほか一色高校・愛知淑徳大学の学生、JA、市、県、みりん・酒類の製造を行う相生ユニビオ㈱などの担当者あわせて約60人が、約1.1㌃の栽培試験圃場のイモを収穫しました。参加者らはイモを掘りおこし、畑の畝に並べ、品種ごとにコンテナへ詰めました。
 収穫祭の開始に当たり、島を美しくつくる会の鈴木喜代司会長は「多くの方々に支えられてサツマイモを作ることができた。佐久島に昔からあるイモを世に広め、島民の皆様と一緒に名物を作っていきたい」、JA西三河の名倉正裕組合長は「化学肥料・農薬を利用せず、安全性を最優先に栽培しているため、島民の皆様は農作業が大変だったかと思う。今後佐久島の名産としてたくさん作っていただくとともに、加工品作りにも期待しています」と話しました。
 この日収穫したサツマイモは8種・合計約500㌔。品質のいいサツマイモを収穫できたものから、穴あきや割れ・腐りの目立つものまで品種ごとに差が見られました。県農業改良普及課の担当者は「適期のつる切り作業と収穫を行っていれば、割れや腐りなどを防ぎ、十分良い物ができていただろう。今後は虫食い対策と、目的に応じた品種選びが課題。耕作放棄地を耕地化して1年目だが、今後2~3年栽培を続ければ栽培に適した土になっていくだろう」との見解を示しています。
 イモ収穫の後には、島民によりサツマイモの炊き込みご飯やてんぷら、カニのみそ汁などが参加者にふるまわれ、参加者らは昼食を通して交流しました。
 JAは今後の佐久島でのサツマイモ栽培について、次年度に向けた耕作地の選定と、土地の権利関係の確認を行います。また、イモツルの注文とりまとめや栽培指導を通して島民への栽培普及に努めるとともに、サツマイモの集出荷、販売ルートの構築を行う予定。島民団体や行政、学生などの協力も得ながら加工品作りにも取り組みます。

軽トラック一杯にサツマイモを積み込む参加者ら
軽トラック一杯にサツマイモを積み込む参加者ら
イモ掘りを終えて記念写真
イモ掘りを終えて記念写真