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愛知県知事賞に冨永弥さん(吉良町)の「紅ほっぺ」  いちご部会品評会

2018.1.17

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審査風景

 JA西三河いちご部会(木村忠弘部会長)は1月16日、第7回目となる品評会を西尾市吉良町のJA西三河小牧センターで開きました。最高賞の愛知県知事賞には冨永弥さんの「紅ほっぺ」が選ばれました。
 品評会には、同部会の部会員が「章姫」48点、「紅ほっぺ」47点の合計95点を出品。審査は県や市など行政のほか、市場・JAなどの担当者13人の審査員が担当し、外観や食味、糖度などを基準に審査。県知事賞含む特別賞14点、入選20点が選ばれました。
 今年の出品物は平均糖度11.5度と、昨年比で0.2度低い結果に。審査長を務めた愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課西尾駐在室の森繁美室長補佐は、審査講評として、10月下旬の台風の影響やその影響の日照不足と低温、出荷の遅れなどにふれ、「部会員の方々の努力により困難を乗り越え出品されたイチゴは、いずれの品種においても外観・食味の優れるものが多数あり、日頃の管理の成果が表れていました。今後も消費者ニーズに合った、おいしく安全なイチゴ生産のためより一層の精進をお願いします」と講評しました。この日出品されたイチゴの一部は、翌18日に西尾市吉良町のAコープ吉良店にて販売されました。
 同部会は部会員数95人で組織。約17.3㌶で年に約1000㌧を生産している県内一の産地。県内の他石川県・新潟県の市場に出荷しています。生産品種は「章姫」「紅ほっぺ」の2種で、生産量の半分以上を占める「章姫」については高設栽培を行っています。

 

その他の特別賞入賞者は以下の通り(敬称略、カッコ内は品種)。
▼西尾市長賞=新家一夫(章姫)
▼西尾市農業改良推進協議会長賞=神谷民子(紅ほっぺ)
▼愛知県農業協同組合中央会長賞=澤清市(章姫)
▼愛知県経済農業協同組合連合会長賞=水越雅芳(章姫)
▼セントライ青果株式会社 社長賞=内藤松夫(章姫)
▼丸協青果株式会社 社長賞=鈴木太(紅ほっぺ)
▼愛知県中央青果株式会社 社長賞=石田述史(章姫)
▼丸果石川中央青果株式会社 社長賞=浅岡利男(紅ほっぺ)
▼新潟中央青果株式会社 社長賞=大橋正治(章姫)
▼愛知県いちご生産組合連合会 会長賞=加藤昭平(紅ほっぺ)
▼愛知県養蜂協会 会長賞=梅田徳弘(章姫)
▼西三河農業協同組合 組合長賞=鈴木基之(章姫)
▼JA西三河いちご部会 部会長賞=大竹良弘(章姫)