新着情報

西尾市内36小中学校へ野菜・豚肉など3680キロ寄贈 市長・JA組合長が児童とともに「西尾産食材」の給食味わう

2018.2.5

吉田小学校の児童と給食を楽しむ中村健市長(左2番目)とJAの名倉正裕組合長(左3番目)
吉田小学校の児童と給食を楽しむ中村健市長(左2番目)とJAの名倉正裕組合長(左3番目)

 JA西三河は西尾市内の全小中学校36校へ、西尾市産のハクサイ・ニンジン・ホウレンソウなどの野菜や小麦・豚肉といった農畜産物10種(総量約3,600㌔・総額約150万円分)を寄贈しました。西尾市が食育活動の一環として年3回行う「西尾を味わう学校給食の日」に合わせたもので、JAから小中学校への食材寄贈は今回が初。
 食材は1月19日から31日にかけて各学校ならびに学校給食センターへJA職員が搬入。各学校ではJAの寄贈した食材を使い、『野菜いっぱい西尾きしめん』・『なすとポークのメンチカツ』・『西尾のキャベツときゅうりのサラダ』といった西尾市産食材のメニューの給食が西尾市内の全小中学生と教職員ら約16,000人に提供されました。またJAは食材寄贈と合わせて、それぞれの食材を生産した農家のメッセージも各校へ伝え、学校では給食だよりや献立表を通じて児童・生徒へ伝えられました。児童・生徒らは地元食材を使ったおいしい給食を通して、地元で生産されている農作物について学びました。
 1月31日には、西尾市吉良町の西尾市立吉田小学校から食材寄贈元であるJAおよび間を取り持った西尾市への感謝の意を込めて、西尾市の中村健市長・JA西三河の名倉正裕代表理事組合長が招待され、児童ともに給食を味わう「ふれあい給食」が開かれました。中村市長・名倉組合長は6年1組の児童と歓談しながら、ともに西尾産食材の給食を味わいました。
 吉田小学校6年1組の黒野幸花さん(12)は「いつも給食はおいしいけど、今日はいつもよりおいしく感じた。こんな野菜が西尾で作られているのはうれしい」と話しました。またJAの名倉組合長は「生産者が丹精込めて作った農畜産物を残さず食べてくれたことを嬉しく思う。これをきっかけに、さらにご家庭で西尾の農畜産物に親しんでくださればありがたい」と話しました。

 

 

%e2%98%86dsc_0157
この日小学校で出された給食