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房取りミニトマト「赤美味」約60㌔を三和小へ寄贈

2018.3.16

藤澤給食委員長(左2番目)へミニトマトを手渡す天野さん(右端)、竹内さん(左端)とJA担当者
藤澤給食委員長(左2番目)へミニトマトを手渡す天野さん(右端)、竹内さん(左端)とJA担当者

 JA西三河ミニトマト共選組合は3月14日、西尾市立三和小学校へ房取りミニトマト約60㌔を寄贈しました。地元で採れた新鮮なミニトマトの味を児童らに知ってもらい、管内農業と地域社会とのつながりを深めることが目的。同組合を担当するJA職員が同小のPTA会長を務めている縁もあり、今回の寄贈に至りました。
 この日、ミニトマト生産者の天野正巳さん、竹内基郎さんが同小を訪れ、「地元で採れた本物のトマトの味を覚えてね」と話し、給食委員長の藤澤恵さんへミニトマトを手渡しました。寄贈されたミニトマトは給食に使用され、児童が味わう予定です。
 全校生徒を代表してミニトマトを受け取った藤澤さんは、パクリと一粒頬張り「採れたての新鮮な味がする」と笑顔をみせました。同校の宮川昇校長は「子供たちにとって房からもぎ取って食べるのは初めての体験だと思う。ミニトマトの本来の味を知ることはもちろんのこと、どのように育つのか知る良い機会にもなって有難い」と感謝を述べました。
 同組合は4人の生産者で組織し、作付面積約2㌶で「キャロル7」を栽培。年間約80㌧生産し、東京・長野・名古屋方面へ「赤美味(あかうま)」のブランド名で出荷しています。「赤美味」は時間を掛けながら房全体を赤く熟させて房ごと収穫するのが特徴で、出荷時には房元と房先の糖度を計測し、一定糖度を満たしたもの以外は出荷しない徹底した品質管理を行っています。