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「西尾の抹茶」がGI(地理的表示保護制度)取得!

2017.3.8

『西尾の抹茶』の登録証を持つ杉田芳男代表理事(前列右から3人目)と榊原康正西尾市長(前列右から4人目)、西尾茶協同組合の関係者ら
『西尾の抹茶』の登録証を持つ杉田芳男代表理事(前列右から3人目)と榊原康正西尾市長(前列右から4人目)、西尾茶協同組合の関係者ら

 「西尾の抹茶」が3月3日、農林水産省のGI(地理的表示保護制度)の認証を取得しました。西尾市内の茶生産者と商工業者で組織する西尾茶協同組合が同制度開始当初から登録を検討・申請していたもので、愛知県内産品での認証および抹茶製品の同制度への登録は今回が初。
 登録を受けた「西尾の抹茶」は、愛知県の西尾市・安城市で生産された抹茶で、鮮やかな碧緑色の外観や渋みが少なく強いうま味が続く味が特色。茶園に遮光棚を設け、4月頃の新芽が伸び始める時期から25日以上の期間、黒い寒冷紗で茶棚を覆う「棚式覆下栽培」を行っています。新芽の光合成を抑えることで渋みの原因となるタンニンの生成を抑制し、うま味成分であるテアニンを多く含み、独特の強いうま味の抹茶に仕上げています。
 現在の西尾市・安城市では約150人の生産者が230㌶で生産を行い、約460㌧(2014年)を生産しています。近年は海外への輸出量が増えており、同年には約100㌧を主に北米へ輸出。また近年は東南アジアへの輸出量も増えてきており、同組合は今回のGI取得による国外での販売拡大に期待を寄せています。

 この登録を受けて3月8日、西尾茶協同組合の杉田芳男代表理事らが西尾市の榊原康正市長を訪れ、登録を受けたことなどについて報告しました。杉田代表理事は、農林水産省で行われた認証式の際のことなどに触れ、「国内外への販路拡大や、国内産地との差別化による生産者の経営安定と後継者対策、西尾市のPRや観光誘客にも寄与できる期待をもっている。関係の皆様の協力とアドバイスの賜物とお礼申し上げます」と話しました。榊原市長は「長年にわたり皆様がまじめに取り組んでこられた成果。GI認証を得たことで責任は重くなるが、現在の製法と品質を守り、後継者を育てて、『西尾の抹茶』が永遠に世界中の方々から愛好されるように願っています」と祝福しました。