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佐久島振興にむけて農業用トラクターを西尾市へ寄贈 島の耕作放棄地対策、名産品の育成も狙う

2017.4.19

目録を手渡す名倉組合長(中央)、榊原市長(左)と鈴木代表(右)
目録を手渡す名倉組合長(中央)、榊原市長(左)と鈴木代表(右)

 JA西三河は4月13日、西尾市へ農業用トラクター1台とフレールモア、景観植物の種等を寄贈しました。佐久島で深刻化している農業放棄地対策と地域貢献を目的としています。
 この日、JAの名倉正裕組合長ら役職員が西尾市役所を訪れ、西尾市の榊原康正市長と、佐久島の島民団体である「島を美しくつくる会」の鈴木喜代司代表に目録を手渡しました。名倉組合長は寄贈に際し、JAの行う耕作放棄地対策や地域貢献活動の意義、島を美しくつくる会と連携して今年度より開始するサツマイモ栽培計画などについてふれ、「今後も次世代に向けた島おこし活動の手助けとして、西尾市及び島民の皆様と連携を密にし、ともに取り組んでいく。今回寄贈させていただいた農業用トラクターが有効に活用されることと合わせ、ご理解とご協力を頂きたい」と話しました。
 また榊原市長は「島における遊休農地は長年の大きな課題。農業用トラクターのご寄贈が遊休農地解消の足掛かりとなることを期待しています」、鈴木会長は「佐久島は高齢化が進み、10年後を見据えて今行動に移さなければならない。島民一丸となり新しい産業づくりに取り組むので、今後もご協力お願いします」と感謝を述べました。
 今回寄贈した農業用トラクターは4月18日に佐久島へ渡りました。今後は地主への理解と協力を得ながら耕作放棄地の耕起を行い、農作物や景観作物の植栽のための農地作りに利用されることとなります。JAは今後も佐久島の耕作放棄地対策および島の振興のため、西尾市や島を美しくつくる会と連携して島おこしの活動を進めていきます。
 また今年度からは、島を美しくつくる会の企画する「島おこしのNEXTステージプロジェクト」の一環として、佐久島の新たな名産品候補としてのサツマイモ栽培の計画がスタートします。栽培に際しては無農薬・減農薬での栽培を行い、安全・安心で付加価値の高いサツマイモを佐久島の名産品へ育成しようと計画。生産したサツマイモは島内飲食店での提供や、観光客向けの加工品販売を行い、佐久島経済の振興や定住者増加につなげることを目標としています。今年5月中には島の圃場11㌃で品種選びのためのサツマイモ苗の植え付けを行う予定です。