先輩からのメッセージ
あなたの仕事は何ですか?
県青協主催の立て看板コンクールでは賞の常連だ
営農部営農企画課は、JAの営農事業のまとめ役として、国や県が行う補助事業(国や県が予算をつけJAが事務を行う、農業振興のための事業)の関係の事務とりまとめや、農地相談・土地利用権関係といった農地関係、食育、農家の税務と経営指導、農業用ICTツールなどの最新の農業技術のことなど、専門性の高い仕事を幅広く受け持っている部署です。
そんな中で私は、西三河南部農業青色申告会の事務局などの税務関係、西尾市の若手農家の集まりであるJA西三河青年部の事務局、そして上司や先輩とともに養液栽培キュウリのデータ収集などを担当しています。
JAで働く中で大切なこと・必要なことは何だと思いますか?
今まで話したことのない人との会話や、企業の方と交渉を行うことがあり、前例のない難しい問題に直面することもあります。JAに入る前の学生時代には経験したことのなかった仕事を、気合と根性で乗り切っています。
難しい問題と向き合う中では、上司や先輩のほか、農家の方に相談することもあります。助けになってくれるよう、義理と人情を大切にしながらコミュニケーションを密接にとり、感謝の気持ちを大切にすることが必要だと思います。
仕事をしていてうれしかったことや印象に残ったことは何ですか?
最近取り組んでいる難しい仕事に、毎年2月から3月にかけて取り組む、農家の決算書と確定申告書の作成のサポートがあります。
農家の方は日々の取引を農業簿記の専用ソフトを使って記録しています。私の仕事は決算書作成の際に、会計仕訳などのチェックを行うことです。栽培する品目ごとに会計仕訳やお金の流れの特徴があり、1年に1回しか出てこない特殊な仕訳もあるなど、多くの細かい知識が必要な難しい仕事です。一件作成が終わるごとにほっとしています。
仕事での今後の課題や目標はありますか?
先輩らしい落ち着きを身に着けたいと思っています。周囲をよく見るなど視野を広くもち、自分のためだけでなく、周りの人間の助けになるよう仕事をできるようになりたいです。
JA西三河で働くことの魅力は何ですか?
JAの営農部は全部で80人くらいの部署で、全員と顔見知りといえる関係になれます。本店のほか営農センターなどに配属されていますが、あまり距離は離れておらず、直接コミュニケーションを取って仕事を進めることができる点は魅力です。
JA西三河は西尾市のみを管轄としており、転勤などがあっても西尾市内に留まるので、遠くにつとめる可能性がないことも魅力であると思います。
就職活動中の皆さん、JA西三河を志望する仲間へのメッセージ
JA入組が決まったときには支店の窓口担当として働くことになると思っていたので、営農部に配属された時はびっくりしました。
最近は営農部に配属される女性の新入職員も増えてきて、男性職員と協力しながら現場に出ています。営農部に配属された女子職員の方は、営農部の若手女子会の仲間と一緒にサポートします。ともにがんばりましょう。