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いちじくスクール開校式 新たに4期生5人が入校

2018.4.13

誘引作業に取り組む4期生(右)
誘引作業に取り組む4期生(右)

  JA西三河は4月12日、いちじくスクールの開校式を小牧センターで開きました。今年度は新たに4期生5名が加わり、昨年度から引き続き受講する3期生9名と合わせて14名がイチジク栽培を学びます。
  開校式には、西尾市内および近隣の市町より8名が参加。JA西三河いちじく部会の尾崎志津夫部会長は「出荷に向けた技術を身につけて万全の体制を。みんなで一緒にがんばりましょう」とあいさつし、JA職員や県農業改良普及課の担当者らがカリキュラムや年間スケジュールを説明しました。
  その後、同スクール修了生である石川保宏さんのほ場(西尾市吉良町)に移動し、経済連担当者や部会生産者の指導の下、受講生は約10㌃のほ場に苗木を定植しました。国の補助金「農業次世代人材投資資金(準備型)」を活用し、就農を目指す大城正貴さんは「自然の中でものづくりをしたいと思い、受講を希望した。独り立ちできるように頑張りたい」と意気込み、初めての定植作業に取組みました。
  全国一の生産規模を誇り、愛知県の規模の維持および拡大の立役者として産地を支える同スクールでは、就農に興味のある若い人から定年帰農者を対象にイチジク栽培の基礎を学びます。カリキュラムは年間20回を予定し、今年度よりスクール修了生の意見を反映した農薬散布やパック詰め実習など新たな内容を盛り込んでいます。 また受講生のニーズに合わせて座学・実地研修を行い、途中からでも受講希望者はその都度受け入れています。昨年と同様、スクールほ場での実習と座学を午前・午後と織り交ぜながら、より効率的な研修を行い、受講者の理解を深めていきます。いちじくスクールに関するお問い合わせ・受講のお申し込みはJA西三河営農部園芸販売課(TEL:0563-56-5272)まで。