ＪＡ西三河第18回通常総代会　「地域営農ビジョン」道標に、産地総合力向上へ

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2018.6.22

　ＪＡ西三河は6月22日、第18回通常総代会をＪＡ本店で開催しました。総代483人（うち議決権行使書88）が参加。
　議事では平成29年度の事業報告と剰余金処分案、定款・規約の変更、平成30年度の事業計画や、今年度より設定する「地域農業ビジョン」に関する議決が行われ、参加した総代らにより承認されました。

　ＪＡの名倉正裕代表理事組合長は冒頭あいさつで、現在の農業とＪＡを取り巻く情勢として、政府の規制改革推進会議農業ワーキンググループや農林水産省の介入が続いている状況と、ＪＡ西三河の営農事業を中心とする各事業部門の実績にふれつつ、組合員からの支援と協力について感謝を述べました。
　また、今年度が「ＪＡ改革」の重要な年度であることにふれ、そのひとつとして新たに設定する「地域農業ビジョン」の意義について説明。「「地域農業ビジョン」は、『ＪＡ西三河を核とした持続的な産地総合力の向上』をスローガンに、今後10年間における西尾市農業のあるべき姿と、その実現に向けたＪＡの営農事業の方向性を定めるものです。西尾市の農業が将来にわたって持続的に発展し、安全・安心な食料をこの地域に安定的に届けていくことこそがＪＡの責務であります。今後ともＪＡは、この『地域農業ビジョン』を揺るぎなき道標に、産地総合力向上にむけた具体的な施策を着実に実施してまいります」と話し、総代に向けて理解と協力を求めました。

議決された上程議案

報告事項
平成29年度の貸借対照表、損益計算書、注記表の内容及び附属明細書並びに全国農業協同組合中央会の監査報告及び監事の監査報告について

決議事項
第１号議案   平成29年度の事業報告及び剰余金処分案について
第２号議案   定款の一部変更について
第３号議案   規約の一部変更について
第４号議案   信用事業規程の一部変更について
第５号議案   監事監査規程の全部変更について
第６号議案   地域農業ビジョンの設定について
第７号議案   平成30年度事業計画の設定について
第８号議案   平成30年度における理事及び監事の報酬額について
第９号議案   農産物の受検及び代金等の受領手続きの委任について

附帯決議（案）
この総代会において決議した事項のうち、権利義務に関係しない軽微な事項の修正及び違算・誤字の訂正並びに法令その他行政庁の指示等により補正変更を必要とする場合には、その主旨に反しない範囲内においてその変更を理事会に一任する。

報告事項２
ＪＡバンク基本方針の一部変更について