新着情報

市の花「バラ」を贈り続けて10年 市長より感謝状の贈呈

2018.7.3

中村市長(左)に今週のバラを贈る若山事務長(中央)と感謝状を受け取った稲垣組合長(右)
中村市長(左)に今週のバラを贈る若山事務長(中央)と感謝状を受け取った稲垣組合長

 7月2日、レインボーバラ共選組合は西尾市役所の新庁舎供用開始(平成20年7月)より、市役所へ毎週1回バラを寄贈したことから西尾市より感謝状および記念品が贈られました。
 新庁舎の竣工に合わせ、市の花である「バラ」のPRを図ろうと組合の提案で始まった取組みで、提供されたバラは市長室前秘書課窓口に飾られ、来客の目を楽しませています。今年で満10年を迎えたことから、市が感謝の気持ちを伝えました。
  この日、市役所市長室で行われた贈呈式には、同組合の稲垣宣邦組合長と農事組合法人レインボーの若山アキ子事務長が出席。毎週月曜日に季節やイベントに合わせて色合いや香りを考慮しつつ、セレクトした20本のバラを届ける若山事務長は、花き産業の厳しい現状について触れ、「自宅で花を飾る機会が減り、花瓶のないお宅が増えた。バラを見て、バラにもっと親しんでくれたら嬉しい」と話しました。dsc_9095中村市長は「市の花である『バラ』の知名度向上につながり、とても感謝している。今後ともお力添えいただけたら」と話し、感謝状を贈りました。稲垣組合長は「多くの方々に『バラ』を知ってもらいたいという思いで今までやってきた。今後も取り組み続けてバラの魅力を伝えていきたい。市職員の方々にもバラの魅力を発信して頂けたら嬉しい」と行政の協力を求めました。
  同組合は西尾市を中心とした15人の生産者と1法人で組織し、作付面積約760㌃で年間約600万本・106品種のバラ(切花)を生産。花育活動や寄贈等により、日常的に花のある暮らしの定着に向けて花きに触れる機会を創出し、購買のきっかけづくりを推し進めています。また4月には、日本花き生産協会の「花き日持ち性向上生産管理基準認証者」の認証を取得し、高品質で日持ちの良いバラ生産をブランド向上につなげています。