新組合長に杉山昇さん（高落町） 西尾市茄子組合通常総会
2018.8.8
西尾市内の促成ナス生産者で組織する西尾市茄子組合（組合員5人）は8月7日、ＪＡ西三河本店で第47回通常総会を開きました。組合員のほかＪＡ・行政の関係者ら15人が出席しました。
議事では、平成29年度の事業・決算報告、平成30年度の事業計画と収支予算案を決議。役員改選では、新組合長に杉山昇さん（高落町）を選任しました。
杉山富男組合長は冒頭あいさつで、平成29年度のナス生産は、定植時期の高温や10月の2度にわたる台風による影響で、出荷序盤は前年を大幅に下回る出荷実績であったことや、年明けからの組合員や関係機関の努力により、年度通しての1㌔当たり単価が昨年比100％を越えたことなどを報告。「気象についてはこの4、5年厳しさを増しているが、新体制のもと組合員の皆様の日々の努力があれば更なる収量アップが見込めると思う」と述べました。また杉山昇新部会長は、「事業計画にある、『人も茄子も健康で働ける環境の整備』について、皆様と共に考えていきたい」と話しました。
同組合は平成29年度、「とげなし美茄子」を約12㌧・4500万円分を主に県内の市場へ出荷。平成30年度は、省エネルギー栽培や「とげなし美茄子」の栽培研究、土壌診断による土づくりの推進と施肥量の適正化などを活動方針に掲げています。
