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「米づくり体験授業」 稲刈り、市内小学校でスタート!

2018.10.3

生産者と一緒に刈り取った稲をひもで結ぶ児童
生産者と一緒に刈り取った稲をひもで結ぶ児童

 市内18の小学校と当JA・西尾市が協力して行う「米づくり体験授業」の稲刈りが10月2日より始まりました。「米づくり体験授業」は、一年間にわたる食農教育活動を通して、子どもたちの米づくりに対する関心と理解を深めることを期待し、地元産米の魅力を伝えるとともに馴染みの薄い農業をより身近な存在に位置付けることを目的としています。
 この日、西尾市立一色南部小学校の5年生児童37人が、5月末に田植えをした同小付近の水田(約30㌃)にて稲刈りを体験。管内で米づくりを行う農家の外山好一さんとJA職員の指導の下、稲刈りに挑戦しました。児童は鎌を手に元気よく水田へ入って立派に実った稲を刈り取り、生産者によるコンバインでの収穫や脱穀も見学しました。体験した児童は「初めてだったけど、とても楽しかった」と笑顔をみせていました。 

脱穀したら、こんな感じになります!
脱穀したら、こんな感じになります!

 同小では、自分で弁当作りに取組む「チャレンジコース」、親子で一緒に弁当を作る「親子で弁当コース」、おにぎりをむすんだり、おかずを詰めたりする「おにぎりコース」の3コースから選択する「弁当の日」を全学級で年3回実施。また栄養教諭によるバランスの良い食生活の指導なども行い、食育に力を入れています。収穫したお米は来年2月に計画している収穫祭で味わう予定です。

 JAでは西尾市内18の小学校で米づくり体験授業を指導しており、10月上旬から下旬にかけて各校で順次稲刈り体験の指導を行ってまいります。