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レインボー産地交流会 体験通じて生産現場への理解促進図る

2018.11.14

温室見学
温室見学

 全国有数のバラの産地である愛知県西尾市で、レインボーバラ共選組合は11月7日、仲卸業者と生花店を招き、バラの産地交流会を開きました。3回目となる今年はほ場視察に加え、新たに花切り作業とアレンジフラワー体験を盛り込み、販売先となる仲卸業者や生花店に楽しみながら生産現場への理解を深めてもらうことを目的とします。
 この日、生産者をはじめ行政、経済連、市場関係者、生花店担当者ら43名が参加。温室見学では、生産者が品種説明や栽培のこだわりなどを紹介しました。花切り体験では、生産者が参加者に採花位置や収穫のコツを指導。実際の作業を通じて生産者の苦労を体験してもらおうと企画したもので、参加者からは「花を切る機会はなかなか無いので、とても新鮮だった」「作り手の苦労を体験でき、得るものが多かった」などの声がありました。

花切り作業の体験
花切り作業の体験

 その後、JA野々宮センターに移動し、同組合の生産する全105品種を自由に使ったアレンジフラワー体験を実施。生花店の好む品種や地域性の違いなどをリサーチし、今後の品種選定や販売戦略につなげていきます。バラのアレンジフラワーでは「たくさんの花の中から好きなように選べて、久しぶりに興奮した」「普段使えない花をふんだんに使えて楽しかった」と生花店担当者に大変好評でした。出来上がった作品は、翌日より西尾市役所の1階ロビーに飾られ、市民の目を楽しませています。