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大玉トマト「桃太郎」、ミニトマト「赤美味(あかうま)」出番!

2018.11.26

ミニトマトの房を切り揃える選果人
ミニトマトの房を切り揃える選果人

 西尾市で、海岸近くのミネラル豊富な土壌を活かした大玉トマト「桃太郎」とミニトマト「赤美味」の出荷が始まりました。あわせてミニトマトは11月19日より、東急ストアのプライベートブランド商品「コクうま」として販売開始。「コクうま」は房ごと全体を完熟させてから収穫するため、完熟性と新鮮感が高いと消費者から好評で、平成27年から毎年販売しています。
 大玉トマト・ミニトマト生産者を中心に組織するJA西三河トマト部会(天野正巳部会長、部会員12人)は、10月19日に大玉トマト、11月9日にミニトマトの共選出荷を開始。選果場である吉田トマト出荷場では、選果員が大玉トマトを階級別に箱に詰め、ミニトマトは房を切り揃えて重量別にパック詰め作業に取り組んでいます。

大玉トマトの選果作業に取り組む選果人
大玉トマトの選果作業に取り組む選果人

 今年は定植期の猛暑が大きく影響し生育が遅れ、ミニトマトは昨年度より2週間ほど遅れたスタートとなりましたが、大玉・ミニともに糖度は高く品質は上出来。翌年4月下旬から5月上旬に最盛期を迎え、この時期に大玉トマト1,000ケース(1ケース4㌔)・ミニトマト450ケース(1パック180㌘×12パック)の出荷を見込んでいます。出荷は7月中旬頃まで続く予定です。
 同部会では、作付面積39㌃で大玉トマトを約360㌧、ミニトマトを約80㌧生産し、主に東京・中京・長野・北陸方面へ出荷しています。また、19日より始まった『ウインターキャンペーン』ではミニトマト「赤美味」を提供し、信用事業とともに地域農業の振興に一翼を担っています。