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フラワーバレンタインに向けバラ出荷最盛、日照充分で品質良好 ブライダル需要あわせ高単価期待

2019.2.12

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バラを収穫する稲垣組合長

 愛知県内有数のバラ産地である西尾市で、2月上旬よりバレンタインデー向けのバラ収穫・出荷が行われています。バレンタインデーに男性から女性へ花を贈る「フラワーバレンタイン」に向けて出荷作業を本格化し、赤のスタンダードの大輪「サムライ08」やピンクの「ラブリーガール」・「ブロッサムピンク」を主力に、需要ピークとなるバレンタインデー直前の一週間に約9万本を出荷する見込みです。
 今年度のバラは年末からの寒波の影響で一時的に開花が遅れ、全国的に出荷量が減少したものの、年明けからは好天に恵まれて平年並みの出荷量まで持ち直し、色・大きさともに良好。今年はバレンタインデーのほか、2月9日から11日の三連休初日となる9日が大安となる日柄から、結婚式用の需要が見込まれており、例年以上の高単価を期待しています。
 西尾市のバラ生産者で組織するレインボーバラ共選組合の稲垣宣邦組合長は「フラワーバレンタインの浸透はまだまだだが、ここ数年この時期の需要が伸びていると感じる。日照が十分でいい花が咲いており、買っていただいた花は長く持つと思う。ぜひ男性から女性に、日頃の感謝をこめてバラを贈ってほしい」と話し、更なる需要増に期待しています。
 同組合では15人・1法人のバラ生産者が115種・約600万本のバラを年間に生産し、愛知県内を中心に関東・関西の市場へ出荷。2018年4月に日本花き生産協会の「花き日持ち性向上生産管理基準認証者」の認証を取得し、高品質のイメージをさらなるブランド定着・向上につなげ、所得増加を目指しています。