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西尾鉢物出荷組合定期総会 新組合長に鈴木敬寿さん 圃場見学・商談会で市場とのつながり強める

2019.2.12

鈴木新組合長の就任あいさつ
鈴木新組合長の就任あいさつ

 西尾市と周辺市町の鉢花・観葉植物など鉢物生産者で組織する西尾鉢物出荷組合(組合員90人)は2月7日、碧南市の衣浦グランドホテルで第48回定期総会を開きました。同組合の組合員のほか全国の取引市場・業者など合計約160人が参加しました。
 議事に先立ち、平成30年度の取引上位市場などを表彰。議事では30年度の事業報告ならびに収支決算、平成31年度の事業計画、新役員案などが承認され、新組合長として鈴木敬寿さん(須脇町)を選出・承認しました。平成31年度の事業方針として各市場への営業努力、良品生産とオリジナル商品の開発、情報発信力の強化などを掲げ、販促活動や物流・集出荷体制の効率利用、部会活動等の強化などに取り組むとしています。
 鈴木新組合長は就任あいさつで、3月から6月が鉢物需要のピークであることにふれ、「今後市場が企画される商談会にも組合の生産者が多数参加すると思う。幸いにも我々組合には、熱心で腕のいい生産者がそろっている。作る側のプロとして消費者や市場への情報発信を行うので、市場の皆様には売る側のプロとして、今後も高単価での取引をお願いしたい」と話し、参加した市場に向けて協力を求めました。続いて水野光浩前組合長へ感謝状を贈り、労をねぎらいました。
 翌2月8日には、取引市場・業者をJA野々宮センター出荷場や生産者の圃場に招いての商談会を開催。業者らは生産者と直接情報交換を行いながら生産現場に対する理解を深めていました。

 

 新年度の役員は次の通り。
▼組合長=鈴木敬寿
▼副組合長=内藤雅拓
▼会計=榊原研一(観葉部会長)
▼理事=亀島隆治(洋らん部会長)、中村真(和物部会長)、中村里志(鉢花部会長)、稲吉忠幸、矢藤正志、松本清、沢辺敏克、安井政義、小松大輔
▼監事=中村充隆、都築賢
▼顧問=水野光浩

野々宮センターでの商談会
野々宮センターでの商談会
観葉植物の生産施設で、農家と市場担当者が情報交換
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