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いちじくスクール開校式 5期生4名が新たに入校

2019.4.23

定植について県の担当者から説明を受ける受講生(左)
定植について県の担当者から説明を受ける受講生(左)

 JA西三河は4月11日、新規就農者向けの露地イチジク栽培講座「いちじくスクール」の開校式を小牧センターで開きました。この日新たに5期生4名が入校。前年から引き続き受講する4期生4名と合わせ、今年度は合計8名が露地イチジク栽培を学びます。
 開校式の後受講生らは吉良町のイチジク農家の大城正貴さんのほ場に移動し、初の実技講習となる苗木の定植を体験。県担当者やイチジク農家から指導を受けながら、約15本のイチジク苗木を定植しました。
 今年度から参加する5期生の齋藤美奈子さんは義父親とともに受講。「結婚し仕事を辞めたことをきっかけに畑に興味を持ち、やってみようと考えていた時、県の方から「いちじくスクール」について紹介された。今日は上手に定植出来なかったですが、これから頑張っていきたい」と話しました。
 受講生たちは今後、座学研修やほ場での実習を通してイチジク栽培を学び、8月からは収穫・出荷作業の実習がスタートする予定。開講式でJAの都築敏和常務は「しっかり学んで一人ひとりが立派に成長してほしい」、JA西三河いちじく部会の松井義明部会長も「しっかり学んでほしい。今後の皆様に期待します。これから頑張ってほしい」と受講生を激励しました。
 いちじくスクールは2015年4月にJAが開校。以後の5年間で48名がイチジク栽培を学び、うち13名がJA西三河いちじく部会に入会しています。現在は同部会の部会員52人のうち2割以上が部会の修了生となり、イチジク産地・西尾を支えています。