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新組合長に山本圭悟さん レインボーバラ共選組合

2019.4.26

就任あいさつする山本新組合長
就任あいさつする山本新組合長

 西尾市を中心としたバラ生産者で組織するレインボーバラ共選組合は4月19日、Aコープ桜町店で平成30年度定期総会を開きました。役員改選では、新組合長として山本圭悟さんを選出。花育や消費宣伝活動を通じて需要の掘り起しに力を入れ、取引市場と共に成長し存在感のある産地をめざしていくことを確認しました。

 来賓に西尾市の中村健市長やJA西三河の名倉正裕組合長をはじめ、市場関係者などを招き計46人が参加。議事に先立ち、稲垣宣邦組合長は「昨年度は日持ち性向上の認証に加え、ポスター・カタログ制作、花育活動など多方面に渡りマスコミを通じた販売促進に取組むことができた」と一年を振り返りました。議事では平成30年度の事業報告および収支決算報告、令和元年度(平成31年度)の事業計画案および収支予算案、新役員案が可決。新たに就任した山本新組合長は「稲垣組合長よりバトンを引き継ぎ、組合内の意識統一を図って存在感のある産地をめざしていきたい」とあいさつしました。同組合は西尾市を中心としたバラ生産者15人と1法人で組織。生産者の半数が40代以下と若く、作付面積727㌃で年間に105品種・約530万本のバラを生産。関東・中京・関西方面へ出荷し、販売金は約4億円にのぼります。

 当JAでは自己改革の一環として、今年度よりJAあいち経済連と連携し、品質向上と販売力強化に向けて県内のバラが一堂に集まる名港フラワーブリッジでの品質調査に着手。第一回となる4月18日には、JA担当者2人が集荷された他産地の荷物を確認しました。今後は生産者を含めた品質調査に発展させ、さらなる品質の底上げを図っていきます。