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卒講生と親睦深め、夏を味わう

2019.8.6

市川講師(中央)と交流する卒講生ら
市川講師(中央)と交流する卒講生ら

 にしお農業塾8期生は8月2日、同塾の卒講生約30人と夏の味覚・すいかとそうめんを楽しみながら親睦を深めました。5月に実習で定植したスイカを収穫する前に卒業してしまう塾生のために、収穫時期に合わせて収穫祭をやろうと始まったことがきっかけ。2015年より毎年行っているもので、夏はスイカとそうめん、冬はジャガイモやニンジンなど秋冬野菜をふんだんに使った芋煮を囲んで交流を温めています。
 同塾の講師を務める市川徹男さんは「7期生が植えたスイカを楽しみながら交流を図りましょう。また本日収穫した野菜も持ってきたので、卒講生の皆さんに評価してもらい、互いに今後の栽培に生かしていただきたい」とあいさつ。8期生の鴨下敏幸さんは、「収穫の楽しみはお金では買えない。同じ目的を持つ仲間や先輩方と交流できる場があって有難い」と話しました。
 「にしお農業塾」は、JA西三河と西尾市が行う新規就農者向け露地野菜栽培講座。遊休農地対策と産直部会の活性化をめざして開校し、7年間で合計82人が露地野菜栽培農業を学び、卒講生の多くが販売農家として産直部会などの生産者部会に加入。地域農業の担い手となり、産直施設の活性化に貢献しています。