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最盛期に向けて有利販売へつなげ、露地イチジク目揃え会

2019.8.7

市場担当者の説明を熱心に聞く部会員ら
市場担当者の説明を熱心に聞く部会員ら

 JA西三河イチジク部会は8月2日、「適熟でおいしいいちじくを出荷しよう」をスローガンに掲げ、露地イチジクの目揃え会をJA小牧センターで開きました。8月中旬以降の最盛期を前に、出荷物の品質を揃えて有利販売につなげていきます。
 目揃え会には部会員、市場担当者など約60人が参加し、サンプルイチジクを用いて選別基準を確認しました。松井義明部会長は「さらなる品質・ブランドの向上に向け、しっかりと目を揃えて出荷いただきたい」とあいさつ。出荷規格や栽培管理、市場情勢などについては関係機関の担当者から説明がありました。
 市内では、部会員52人が約9.2㌶で年間170㌧(うち露地143㌧・ハウス28㌧)のイチジク「桝井ドーフィン」を生産。7月29日より露地イチジクの出荷を開始しており、量・質ともに例年並みで順調な滑り出し。昨年は台風被害により出荷量が伸びず苦労したが、今年は徹底した防除によりアザミウマ類の発生は少なく、高温で糖度も高まる見込みです。8月中旬以降の最盛期には、1日当たり約8000パック(1パック360㌘)が収穫され、JA小牧センターや安城市のJAあいち経済連パッキングセンターから京浜市場・中央市場へ出荷されます。