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6社148種が一堂に カーネーション品種検討会

2019.9.17

サンプルカーネーションを前に情報交換する生産者ら(右)

 当JAは9月11日、カーネーション品種検討会をJA事務センターで開きました。来年度の作付け品種選定のための情報提供を行い、管内のカーネーション生産者30人が参加。会場には種苗会社6社が開発した新品種やオリジナル品種など計148種(うち新品種38種)が展示されました。
 説明会では、西三河農林水産事務所農業改良普及課普及員より市内カーネーションの生育状況や病害虫についての説明、JAあいち経済連担当者よりカーネーションの輸入生産の実績などの情勢報告がありました。また、各種苗会社からは生産性や栽培のしやすさなどの品種特性が紹介されました。参加した生産者は「事前に見る品種は決まっていたが、実際に品種の確認と多くの情報交換が出来て良かった」と話し、次期栽培への参考としました。野々宮センターの髙須博文センター長は「関係機関との連携を密に、今後も様々な情報提供をしていきたい」と話しました。

 西尾市は全国有数の生産量を誇るカーネーションの大産地。46人の生産者が年間約2400万本を生産し、主に名古屋や大阪、東京方面へ出荷しています。共選出荷は9月下旬頃より始まる見込みです。