新着情報

Aコープ店頭で初の販促 試食販売で「西尾梨・あきづき」の周知図る

2019.9.18

あきづきの魅力を発信するJA職員(右)

 当JAは9月15日、Aコープ吉良店で西尾梨「あきづき」の試食販売会を開き、地元で採れた瑞々しい梨をPRしました。販促活動は今回が初めて。2018年に名称変更し、新たな地域ブランドとして力を入れる「西尾梨」とともに「あきづき」の認知度を高めて販売促進につなげていきます。
 Aコープ吉良店の店頭でJA担当者3人が「安全・安心な西尾梨を味わって」と来店者へ地産地消を呼び掛け、「あきづき」を紹介。試食した来店者は「甘くておいしい。暑い日にピッタリだね」と笑顔をみせました。この日、1パック2個入り(20ケース・1ケース5㌔)を用意し、開店から2時間ほどで完売。
 JA高河原センターの石川行雄センター長は「果形・食味ともに優れ市場からの需要が高い『あきづき』の生産量を部会全体で増やしていく傾向にあるが、幸水や豊水に比べて認知度が低いことが課題。今後も積極的に地域へPRし、周知を図っていきたい」と話し、販売促進に前向きな姿勢を見せています。
 「あきづき」は、「新高」×「豊水」と「幸水」の交雑により誕生した赤梨。果実は大きめでシャリッと食感と瑞々しさが特徴。豊水や幸水に比べて酸味が少なく、しっかりとした甘さが感じられます。今年は日照不足と低温の影響が懸念されたものの、果実の肥大は順調に進んで仕上がりは上々。市内では9月中旬から9月下旬に約5㌧のあきづきが生産されています。