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全国茶品評会出品茶入札販売会

2019.9.25

外観や香りを確かめる茶商ら

 第73回全国茶品評会出品茶入札販売会が9月19日、西尾コンベンションホールで開かれました。7茶種8部門の831点が総額8,424万8,602円で落札され、平均落札単価は23,172円で前年比99.3%。普通煎茶10㌔、かぶせ茶、蒸し製玉緑茶の3部門で平均単価が前回より上昇しました。
 品評会は8月27日から30日にかけて西尾市で開催。出品された920点のうち参考出品を除いた831点が並び、入札には全国から156業者約350人が参加しました。うち116業者が落札し、最多額落札業者は株式会社丸久小山園(京都府)の1,267万5,195円でした。
 農林水産大臣賞を受賞した同市の出品茶(てん茶)は、1㌔54万3,683円(前年41万2,345円)の最高値で落札されました。大臣賞受賞茶は4部門が前年の落札額を上回り、前年を上回った茶種ごとの1㌔価格は玉露41万円(前年40万円)、蒸し製玉緑茶30万円(前年26万円)、釜炒り茶12万5,000円(前年10万円)となりました。

大臣賞受賞茶の落札単価は次の通り(カッコ内は落札者)。

▽普通煎茶10㌔(あいら農業協同組合)10万円
▽同4㌔(遠州中央農業協同組合 営農事業部 茶業農畜産課)30万円
▽深蒸し煎茶(遠州夢咲農業協同組合)30万円
▽かぶせ茶(株式会社丸久小山園)10万5,678円
▽玉露(株式会社星野製茶園)41万円
▽てん茶(株式会社あいや)54万3,683円
▽蒸し製玉緑茶(月香園製茶株式会社)30万円
▽釜炒り茶(株式会社徳永製茶)12万5,000円