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レインボーバラ共選組合 販売会議で市場視点を共有し、有利販売へつなぐ

2019.10.4

小グループで議論深める

 西尾市を中心としたバラ生産者で組織するレインボーバラ共選組合は9月27日、JA本店で販売会議を開き、取引市場の担当者と情報交換しました。市場視点を共有し、さらなる有利販売へつなげていきます。
 この日、取引のある9市場の担当者をはじめとする34人が参加。品種別の特性を比較しながら黄色・オレンジのスタンダード(一輪)主力品種選定について話し合い、今後の品種の作付け更新時の参考としました。また、市場ごとにフローチャートを作成して課題を洗い出しました。販売会議は毎年この時期に開催。市場の情勢報告や組合の活動内容などを報告し合っています。同組合の山本圭悟組合長は「互いに一つずつ確認し合って、今後の方針を明確化させ販売向上につなげていきたい」と話し、販売会議の重要性を示しました。今年は4月より厳しい販売が続いていることから、JAでは秋口以降の配荷作業により一層力を入れて、販売力強化を図っていきたい考えです。
 同組合は西尾市を中心としたバラ農家15人と1法人で組織。生産者の半数が40代以下と若く、作付面積727㌃で年間に98品種・約530万本のバラを生産しています。関東・中京・関西方面へ出荷し、販売金は約4億円にのぼります。販売会議の他にも、産地交流会や総会を通じて需要の掘り起しを図り、取引市場と共に成長し存在感のある産地をめざしています。