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加工業務用向けにんじん集出荷スタート

2020.1.17

集出荷の作業にあたる西井さん

 当JAでは1月9日より、西部センターで加工業務用にんじんの集出荷を始めました。JAあいち経済連を通じて2月中旬頃まで共選出荷を行い、安定価格での取引に努めてまいります。
 出荷初日となった9日には、322ケース(1箱・1袋/10㌔)が西部センターに持ち込まれました。今年は暖冬の影響により肥大が進み、太く丸みのあるものが多く、この2カ月間で計18㌧~24㌧を出荷する見込みです。
 初出荷を控えた6日には、奥田町にある岩瀬利彦さんの作業場で目揃え会を開催。収穫したにんじんをサンプルに経済連担当者が形状や色沢などの規格を説明しました。

 管内で唯一、契約にんじんの出荷を行う水稲農家・岩瀬さんは、麦の連作障害を避けるため、稲作の閑散期となる冬期を利用し2013年より加工向け品種「グランプリ」の生産を開始。2018年からは生食向けに「向陽2号」の生産をスタートさせ、契約単価に比べて高単価のとれる市場向け出荷も行っています。現在は加工業務用の出荷が全体の約8割を占めていますが、生食用となる市場出荷向けを増やし所得向上をめざしていきます。