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西尾鉢物出荷組合総会 発足50周年迎え、さらなる産地振興へ

2020.2.17

あいさつする鈴木組合長

 西尾市と周辺市町の鉢花・観葉植物など鉢物生産者で組織する西尾鉢物出荷組合(組合員86人)は2月7日、西尾コンベンションホールで第49回定期総会を開きました。同組合の組合員のほか全国の取引市場・業者など約150人が参加し、来賓には中村健市長やJAの名倉正裕代表理事組合長らを迎えました。
 議事に先立ち、2019年度の取引上位市場などを表彰。議事では2019年度の事業報告ならびに収支決算、2020年度の事業計画などを承認。来年度の事業方針としては「英知と工夫を集積し時代に即応した営業の実施」「マーケットを見据えプロ意識およびプライドとポリシーを持って商品生産を行う」「高品質で独自性や貴重性を兼ね備えた商品力の発信」を掲げ、効率的な物流・集出荷体制の維持・利用、部会活動等への支援、消費拡大の推進などに取り組みます。
 鈴木敬寿組合長は出荷量が前年比2%減の中、販売売上の前年対比100%超えを達成できたことについて、「最大の目標を達成できたのは、天候に恵まれ、市場やJA、行政のスタッフに恵まれたこと、また作ること売ることに熱心な組合員に恵まれたことです」と参加者に向けて感謝を述べ、「7月16日に同会場で開く50周年式典では、この良い流れを持ったまま再会できることを楽しみにしています」とあいさつしました。

取引上位5市場を表彰

 2020年7月に発足50周年を迎える鉢物出荷組合は北海道から九州まで45市場との取引があり、組合員が生産する観葉植物・洋らん・鉢花などバラエティに富んだ鉢物を出荷しています。近年は情報発信力の向上に努め、2016年に作成した組合ホームページではオンライン商品カタログのページを設置し、生産者自ら登録・掲載。また市場担当者向けにLINEのグループ機能を活用し少量生産商品を紹介するほか、積極的に市場へ出向き展示商談会を行うことで、量販店のバイヤーと直接商談し販路拡大にもつなげています。