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いちじくスクール修了式 5期生へ修了証書

2020.3.17

修了証書を受け取る齋藤さん(左)

 当JAが開校する露地イチジク専門の新規就農者向け栽培講座「いちじくスクール」は3月11日、第5期生の修了式を小牧センターで開きました。4人の修了生のうち2人がJA西三河いちじく部会へ新たに加入し、今年4月より本格的なイチジク栽培を始めます。
 指導販売課の浅井浩明課長は「生産者数および栽培面積が減少傾向にあり、担い手の高齢化や不足など厳しい現状だが、今後もいちじくスクールを通して新規就農者の育成や営農相談の充実などを実践していきたい」とあいさつ。JA西三河いちじく部会の井土和之部会長は「困ったことや相談したい事があったら、気軽にスクールまで来てほしい。今後の活躍を期待している」と修了生を激励しました。5期生の齋藤美奈子さんは、「今年初めてイチジクを出荷する。これまで習ってきた事を役立て、良いイチジクを出荷したい」と意気込みました。
 JA西三河いちじくスクールは、全国有数のイチジク産地である西尾市の生産規模の維持・拡大を目指し、JA西三河がJAあいち経済連、愛知県、西尾市とともに開く露地イチジク専門の新規就農者向け栽培講座。30代から40代の若い世代の新規就農者を毎年送り出し、産地活性化に貢献していることが大きな特徴。2015年の開校以来、5年間で48人が受講。うち16人が専業農家として部会へ加わり、修了生の作付面積は262㌃まで増加しています。4月より新たな受講生とともに第6期の講座を開始します。