JA西三河のこと

先輩からのメッセージ

あなたの仕事は何ですか?

選果場で行うイチジクの出荷作業
生産者やパートさんとともに
イチジクの品質をチェックする

 西尾市のイチジク農家で組織する『JA西三河いちじく部会』の担当者として働いています。部会担当者とは、主に作物別に生産者が集まって作る「生産者部会」の事務局を担当する職員のことです。
 いちじく部会担当者としてのメインの仕事は、小牧センターで行う出荷作業です。イチジクの収穫が行われる4月から11月中旬にかけて、部会に所属する農家から預かったイチジクの規格や品質をチェックし、出荷先の市場ごとに仕分けを行います。
 そのほか、出荷用の段ボールやパックといった出荷資材の管理や、部会行事の役員会議・全体会議の準備、1月に開く部会の総会の準備なども行っています。

JAで働く中で大切なこと・必要なことは何だと思いますか?

 農家や職場の方たちとコミュニケーションをとることです。話をすることによってさまざまな意見や考えが出てきて、困ったときスムーズに助け合えます。
 
 JA職員や農家以外にも、出荷作業を一緒に行っているJAあいち経済連(愛知県のJAの経済事業をまとめる連合会)の担当の方とのコミュニケーションは重要と感じます。出荷する荷物の量や、取引先から届いた要望などの情報交換を通して、ときには素早い対応をとることが必要です。

仕事をしていてうれしかったことや印象に残ったことは何ですか?

 農家の方から下の名前で呼んでもらったときはびっくりしました。気軽に話かけてもらえて、笑い話ができた時には嬉しかったです。
 最近、近くの小学校の3年生の子供たちがイチジクの出荷作業を見学に来たことがあり、担当の職員として作業の流れなどについて説明しました。後日感謝の手紙をもらいったときにはとても嬉しかったです。

仕事での今後の課題や目標はありますか?

生産者ごとの出荷数量を打ち込む
収入に関わることなので間違えないよう、注意深い作業を心がける

 いちじく部会の農家の収入アップのために、売上が増えるような提案を考えていきたいです。
 最近はいちじく部会に、いちじくスクールを修了した若い農家さんがたくさん加入してきています。JAの担当者として、新しくイチジク農家になった方が長く農業を続けていけるよう支えていくことがこれからの課題です。

JA西三河で働くことの魅力は何ですか?

 現在働いている小牧センターは風通しがよく、上司・先輩・後輩・パートさんまで気軽に会話ができることが魅力です。事務所だけでなく、出荷場や農家の圃場など、様々な場所で話ができることも良いところだと思います。

就職活動中の皆さん、JA西三河を志望する仲間へのメッセージ

 JAには営農・金融・共済などさまざまな部署がありますが、高校や大学で農業を学んだことのない人でも営農部に配属される可能性はあります。良いことも大変なこともあると思いますが、営農部に配属されることがあったら、素直な気持ちで仕事と向き合い、農家のために一緒に仕事をしていきましょう。