JA西三河のこと

『にしお農業塾』『いちじくスクール』で就農希望者を育成 親元就農・農機具購入に支援も


「にしお農業塾」で露地野菜の栽培を学ぶ受講生


「いちじくスクール」の圃場で収穫を体験する受講生

 『にしお農業塾』は定年帰農者や農業に関心を持つ人に正しい農業知識を身に付けてもらうため、2012年からJAが西尾市とともに立ち上げました。実習生は1年間かけて座学研修や圃場での実習をおこない、幅広い品目の露地野菜栽培についての知識を習得します。2015年からはステップアップコースを開設し、通常コース修了生が経営を考えながら栽培を実践しています。

 またにしお農業塾ではカリキュラムの一環として、実技講習で栽培した野菜を実際に同JAの産直店舗で販売しています。袋詰め・ラベル貼りなどの出荷調製や栽培履歴の記録などを講義の中で体験し、またJA産直課の担当者が産直部会への加入について案内・説明する場を設け、卒講後のスムーズなJA産直店舗への出荷につないでいます。
 2012年から2016年までに学んだ受講生のうち29人が産直店舗・市場等へ野菜を販売。卒講生が主に露地野菜を栽培する農地は合計で4.1ヘクタールにおよび、地域農業を大いに盛り上げています。

 『いちじくスクール』は、JA西三河・JAあいち経済連・愛知県などが協力して2015年に発足しました。座学研修やいちじくスクールの圃場での剪定・収穫の実習などを通して、1年間かけてイチジクの栽培について学びます。
 2015年の開講から2017年までの3年度で41人が修了。うち14人がJA西三河いちじく部会に加入しています。2018年度には、JA西三河いちじく部会の部会員51人のうち約3割がスクール修了生となっています。修了生の約半数は30〜40代前後と若く、新たな生産者の加入を背景に、規模拡大のほか、雨除けハウスの施工研修と普及、露地野菜との複合経営の取組提案など、産地を活性化させています。

 JAではその他にも、親元就農支援事業や農機具の購入応援事業・リースなど、就農を希望する方への支援を行っています。

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(2018.6)