JA西三河のこと

西尾市と『防災に関する協定』締結 本支店・営農センターの施設や敷地、災害時には地域へ提供


協定を交わしたJAの名倉組合長(左)、(株)エーコープあいちの鈴木社長(右)、西尾市の中村市長(中央)


2017年5月に移転新築した幡豆支店
支店の自家発電装置を災害時には地域に提供する

 JA西三河と(株)エーコープあいちは、西尾市との間で「災害時における支援活動に関する協定書」を締結しています。JA西三河ではこの協定に基づき、JA事務センター敷地内で西尾市所有の非常用物資を保管するとともに、災害時にはJA西三河の本支店の施設や駐車場・発電装置、営農センターの敷地などを救護活動のために市へ提供し、迅速な復旧・復興支援に役立てます。また(株)エーコープあいちも協定に基づき、西尾市内で経営するAコープ店舗の敷地や食料品・生活用品を災害時に市へ提供します。

 協定の調印式は2018年3月2日に西尾市役所で行われました。JA西三河の名倉正裕代表理事組合長、(株)エーコープあいちの鈴木康嗣代表取締役社長がそれぞれ、西尾市の中村健市長との間で協定書にサインし交換しました。
 JAの名倉組合長は「JAは地域の方々とコミュニケーションを図り、積極的に地域社会に貢献することを経営理念としている。この協定を通じて、JA組合員や地域住民の皆様に安全と安心を提供したい」と話しました。また西尾市の中村市長は「南海トラフ大地震で甚大な被害が出ることの想定されている西尾市では、少しでも多くの企業や団体の方々に災害時の協力をいただくこととしたいと考えている。万一の際にも一人の犠牲者も出さない強い覚悟で防災に取り組んでまいりますので、今後もご理解とご協力をお願いしたい」と話しました。

(2018.6)