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作って学び、守って育てる かかし作りで農業体験

2025.7.11

 JA西三河は7月9日、西尾市立三和小学校でかかし作りの指導を行いました。
 この日はJA職員3人が同校を訪れ、5年生80人がかかし作りに挑戦しました。営農企画課の真野智司課長補佐は「夏休みの頃に出穂を迎える。鳥害から大切なお米を守るため、みんなで協力してかかしを完成させよう」と話し、作り方を説明しました。児童らは事前に計画した設計書を基に古着やタオルなどを使い、個性豊かな12体のかかしを製作。完成したかかしは同校付近の田んぼに稲刈りのシーズンまで設置する予定です。
 米づくり体験授業は、地元農家や保護者、地域住民ボランティアの協力を得て実施。一年間にわたる食農教育活動を通して米づくりに対する関心を促し、地域農業や食への理解を深めることで農業をより身近な存在に感じてもらうことを目的としています。
 児童らは総合的な学習の時間や社会科の授業と連動して、米や日本の農業について学びます。7月から9月にかけてはかかし作りや稲の生育に関する授業を行い、農業の大切さを伝えています。

▲かかし作りを指導する真野課長補佐