西尾梨「幸水」出番!お盆にかけて出荷ピーク
2025.7.31

JA西三河梨部会は7月25日より梨の共選出荷を開始しています。収穫適期を迎えた梨は集荷場所となるあぐりセンター高河原へ持ち込まれ、安城市にある選果場を通じて県内市場へ出荷。高温により出足が少し遅れていますが、シーズン通しての収量は例年並みとなる見込みです。
同部会では高単価の見込める盆前出荷に注力しており、出荷量の約6割を占める「幸水」は8月7日~9日頃に最盛期を迎え、多い日には1日5.5㌧を出荷予定。今年も小玉傾向ですが、目立った病害虫の発生もなく糖度も例年並みと品質は良好。部会では今後の高温障害対策として灌水・散水を呼びかけています。
「幸水」は盆前まで出荷し、8月20日頃より「豊水」の収穫を開始。その後「あきづき」「新高」と移り変わりつつ9月中旬まで出荷が続きます。
西尾市では47人の生産者が約13㌶で西尾梨を生産。JAを通して年間57.2㌧を県内市場へ出荷するほか、憩の農園ファーマーズマーケットやスギ薬局西尾桜町店、Aコープなどで販売しています。