新着情報

高校生が食用バラで商品開発! ~来年「ローズの日」の販売目指す~

2025.10.31

沼口さんのアドバイスを聞きながら試作する生徒

 市のシンボルフラワーであるバラの魅力を広めようと、愛知県立吉良高等学校生活文化科食物調理コースの2年生が9月から、西尾市産の食用バラ「Vaguelette(ヴァグレット)」を使った商品開発に挑戦しています。来年6月2日の「ローズの日」にあわせて開かれるイベントでの販売を目指し、授業の一環として取り組むもの。地元高校生による食用バラの商品開発は今回が初めてとなります。
 10月30日には同校で試作会が開かれ、生徒のほか、バラ生産者や外部講師として招かれたエクレアと焼き菓子のお店nuuuuma(ヌーマ)の店主・沼口紘徹さんらが参加しました。食用バラのジャムやパウダー、花びらは西尾市周辺の生産者で組織するレインボーバラ共選組合が提供。生徒たちは授業で学んだ食に関する専門的な知識を生かして1人一品計18品を考案し、沼口さんに質問しながらカヌレや団子、ラムネなど洋菓子から和菓子まで多彩なメニューの改良に取り組みました。

 今後は11月13日に行われるプレゼンで最優秀賞を決定し、入賞した生徒にはバラの花束が贈られる予定。その後、原材料の確保や販売価格などを考慮したうえで実際に販売する商品を決定し、来年開催する「ローズの日」イベントでお披露目できるよう進めていきます。