「三河みどり」出番!冬春キュウリ機械選果開始
2025.11.4
全国トップレベルの反収を誇るJA西三河きゅうり部会は11月3日より、JA西三河あぐりセンター池田で冬春キュウリの機械選果を始めました。県内市場を中心に東海地区などへ出荷し、今年度は2,500㌧(加工品を含む)・販売高10億円を目標に掲げます。
今年は日照量が少なく生育が遅れ気味であるものの、色が濃くイボ立ちのよい良質なキュウリが持ち込まれ、選果場ではパート選果員が等階級別に選別されたキュウリの箱詰め作業に取り組んでいます。機械選果できない規格は手作業で選別し、すべての部会員が出荷を開始する11月20日頃に本格的な出荷シーズンを迎える見込みです。
同組合では2021年に袋詰め機を導入しタッチレス化による鮮度維持に取り組むほか、オリジナルマスコットの『きゅりん。』やSNSを活用したPR、販路拡大などの地元商流の強化も行っています。
袋詰め機は12月初旬から稼働を予定しており、画像処理から袋詰め、バックシール・ラベルコードの貼付までを選果場で一貫して行います。
西尾市は加温したハウスで11月から翌6月にかけて栽培する「冬春キュウリ」の生産が盛んな地域。市内の冬春キュウリ生産者30人で組織するJA西三河きゅうり部会は、約10.2㌶で年間2,559㌧を生産しており、JAあいち中央胡瓜生産部会とともに編成する共販組織では「三河みどり」のブランド名で年間3,785㌧(うち西尾市約2,120㌧)を出荷します。





































