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准組合員300人と意見交換 経営への反映・事業理解促進をめざす 准組合員意見交換会

2019.8.23

冒頭であいさつするJAの名倉組合長

 JA西三河は8月20日から28日の間の延べ5日間、JA西三河の本支店4会場で「准組合員意見交換会」を開いています。JAの特徴や事業について准組合員に伝えるとともに意見交換を行い、組合運営に活かすことが目的。農協法に定められた「農業者と農協の役職員の間の徹底的な話し合い」を前提とした、同JAの「創造的自己改革」にむけた取り組みの一環で、2016年度より毎年開催しており、今年が4回目。5日間合計で准組合員約300名を招待しています。
 8月21日には吉良町の同JA横須賀支店で意見交換会を開き、吉良地区の准組合員55人とJAの常勤役員、部室長などが参加しました。JAの名倉正裕代表理事組合長は冒頭のあいさつで、多くの准組合員の参加に感謝を述べるとともに、2000年4月のJA西三河発足当初から准組合員数が約2.8倍に増加している事などにふれ、「『規制改革』と言うことばを錦の御旗に競争ばかりが強調され、『相互扶助』や『共存共栄』を理念とする協同組合への無理解や無関心を残念に思いますが、JA西三河はこれを機に、さらに組合員の皆様の負託に応え、自己改革に積極的に取り組んでまいります」と話しました。
 事業説明では、同JAの作成した事業案内パンフレットを基に、常勤役員がJAの理念や組織、事業について説明しました。質疑応答では、参加者からJA経営の安定性や種子法廃止の影響について質問があり、担当役員が情勢説明などを交えて詳細に説明しました。
 会場には同JAが管内の畜産物を使用して販売する加工品「西三河の自然の恵」の展示・試食コーナーを設置し、参加者にポン菓子や苺ぼーろなどを振舞いました。参加者らは加工品を味わいながら、地元農産物への理解を深めていました。

 

参加した准組合員ら