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市内の全中学校へプログラミング学習教材&3Dプリンタ寄贈

2021.2.4

稲垣教育長へ目録を手渡す齋藤組合長(左)

 当JAは2月2日、次世代育成支援の一環として、市内の全10中学校(佐久島しおさい学校含む)へプログラミング学習教材と3Dプリンタを寄贈しました。先進教材の寄贈は今回が初めて。
 西尾市は、米・麦・大豆、施設園芸、花き、家畜等ほぼすべての農畜産物がそろう農業の盛んな産地。全国でもトップクラスの生産技術を誇る施設キュウリや麦を筆頭に、最先端の技術を活用した水田作や施設園芸が進んでいます。こうした背景からプログラミング教育を通じて一次産業である農業に触れ、同産地で推し進めるスマート農業に関心を深めてもらうことを目的としています。
 今回寄贈したのは、プログラミング学習教材97台、3Dプリンタ10台、スマート農業資料のDVD10枚で、JA共済連の地域・農業活性化活動助成金を活用。教育現場で積極的に活用してもらい、次代を担う人材の育成につなげていきます。

 この日、JAの齋藤種治組合長ら役職員が西尾市役所を訪れ、稲垣寿教育長へ目録と寄贈品を手渡しました。齋藤組合長は「教育活動の一環で、デジタル・IT関連に興味を持ってもらう芽を芽生えさせるという意味で贈呈させていただく。自由な発想力で活用していただき、農業分野にもどんどん目を向けてほしい」と話し、稲垣教育長は「来年度よりGIGAスクール構想として、市内の全小・中学生にタブレット端末が支給される。今回の教材は子どもたちがワクワクして授業を楽しみにできるもの。大切に活用して授業を充実させ、子どもたちの能力を伸ばしていきたい」と感謝しました。