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大玉トマト・ミニトマトの共選出荷開始 西三河農協トマト部会

2021.11.8

 

ミニトマトの選果と箱詰め作業を行う選果員

 西尾市の大玉トマト・ミニトマト生産者を中心に組織する西三河農協トマト部会は、10月18日から大玉トマト「桃太郎」、10月25日からミニトマト「赤美味(あかうま)」の共選出荷を開始しました。11月初旬には、東急ストアのプライベートブランドミニトマト「コクうま」の共選出荷も開始します。
 同市吉良町のJA西三河吉田トマト選果場では選果員が大玉トマトを階級別に箱に詰め、ミニトマトは房ごと切り、重量を揃えるパック詰めの作業に取り組んでいます。大玉トマトの共選出荷初日には213ケース(1ケース4㌔)、ミニトマト共選出荷日では約200㌔出荷しました。
 今年は例年より気温が少し高い影響で選果が早まっているものの品質は例年並み。大玉トマト・ミニトマトともに翌年7月まで出荷を予定しています。
 同部会では、年間大玉トマトを約210㌧、ミニトマトを約90㌧生産しており、主に東京・中京・長野・北陸方面へ出荷しています。吉良地区は海が近いことから、塩分・ミネラル豊富な土壌が特徴で、その土を活かした「土耕栽培」によって美味しいトマトを生産しています。
 またJA西三河とコラボし、ミニトマト「赤美味」を使用した「赤美味ミニトマトジャム」を昨年9月より販売。管内Aコープや産直店舗などで取り扱い、6次産業化にも力を入れています。