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一色東部小学校で食育収穫祭「箱寿司づくり」に挑戦

2021.12.17

 

箱寿司づくりに挑戦する児童ら

 当JAでは食農教育活動の一環として「米づくり体験授業」を市内18の小学校で行っており、12月から2月にかけては、児童らが育てた米を使って箱寿司や巻きずしなどを作る「収穫祭」を実施しています。
 12月16日には、西尾市立一色東部小学校5年生46人が10班に分かれ、米農家の神谷泰生さんやJA職員の指導のもと班ごとで事前に作成した完成図をもとに箱寿司づくりに挑戦。
中には、稲刈り体験時に見学したコンバインを完成図に取り入れている班もあり、完成図どおりになるようそれぞれ役割を分担しながらイキイキと調理に励んでいました。
 酢飯には、児童らが米づくり体験授業で育てた米「あいちのかおり」を、食材は卵やシイタケ、京菜、かまぼこなどを使用しました。
 また、コロナ対策としてクラス別に分けて少人数で作業を進めるほか定期的に換気をして行い、
完成した箱寿司は児童たちが食べる分の他に、協力した農家や同小学校の先生と分けて美味しく味わいました。
 農家の神谷さんは「児童らと協力して作った米が、食農活動に使われるのが嬉しい」と話し、児童からも「初めて作ったけど想像以上に楽しく、美味しかった」と好評でした。
 JAでは1年を通して米づくり体験授業を開催しています。田植えから稲刈りまで一連の流れを体験することで、身近でありながら馴染みの少ない「農業」への関心につなげ、調理して食べることで、児童らに農家への感謝の気持ちや収穫の喜びの気持ちを持ってもらうことを目的としています。