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加工用ミカンの集荷で持続可能な農業へ

2021.12.23

続々と持ち込まれる加工用ミカン

 当JAは12月22日に、あぐりセンター小牧で業務用加工ミカンの集荷を行いました。集荷したミカンは、果実の中身に影響がないキズや黒ズミがあるものが中心で、市場出荷の規格から外れたミカンを、ジュースや缶詰などの加工用として出荷しています。
 また、生産者のなかには、産直店舗への出品を主で行っているため、可能な出品数を上回る収穫量が出た時にも出荷しています。
 この日、生産者からサイズごとに分けられたコンテナ(1箱20㌔)が続々と持ち込まれ、全体でジュース用46コンテナ、缶詰用84コンテナ、合計2,600㌔が持ち込まれました。集荷したミカンはJAあいち経済連を通じて、名古屋市の加工業者・岡本食品株式会社へ出荷しています。
 出荷した生産者は「今年は台風もなく、秋から温暖な日が続いたこともあり、例年より順調の収穫量」と話していました。
 来年1月13日にも同様の集荷を予定しています。

 当JAでは、加工ミカンの集荷を20年以上前から取り組んでおり、食品ロスを減らした持続可能な農業を推進しています。また、収穫物を最大限に利用して農家所得の向上にもつなげています。