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西尾市柿組合が筆柿剪定講習会を開きました

2021.12.27

 

県西三河農業改良普及課岡崎駐在室の職員から説明を受ける生産者ら

 西尾市柿組合は12月17日、友国公民館で筆柿の剪定講習会を開きました。
 樹勢を調節し、樹の成長に見合った樹体のバランスを取ることにより、最適な果樹の生育と最大の収穫量を目指しています。
 この日は西尾市の生産者を対象とした講習会でJA職員や生産者ら11人が参加。真伐・低樹高で、管理しやすい園づくりを行い、品質向上につなげていきます。
 講習会では、県西三河農業改良普及課岡崎駐在室の職員から主枝の扱い方や様々な枝のせん定の仕方、病害虫防除方法などについての説明があり、今年の作柄についても振り返りました。
 その後は、同組合の鈴木組合長のほ場へ移動し、実際に樹を見ながら剪定のポイントを確認。筆柿を剪定するうえでの注意点として、樹勢が弱くなると雄花が多くなり雌花が少なくなるため、主枝・亜主枝・側枝の先端はやや強めの枝を設置することなどがあげられました。
 今年は、前年を上回る出荷量で非常に良い年となったため、来年の収穫も期待できそうで、剪定は休眠期となる2月末頃まで行われます。