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共進会で出品されたトマト約70㌔を地元保育園へ寄贈しました!

2022.2.14

 

保育園にトマトを寄贈する糟谷部会長(左)

 JA西三河トマト部会は2月9日、西尾市吉良地区の3保育園へ桃太郎トマト約70㌔を寄贈しました。寄贈したトマトは8日に同部会が開いた品質向上共進会に出品されたもので、地元で作られた新鮮なトマトの味を園児に知ってもらうため、毎年行っています。
 この日、糟谷盛部会長とJA担当者が西尾市立荻原保育園を訪れ、園児76人にトマトを手渡しました。寄贈されたトマトは、園児が1個ずつ持ち帰り自宅で味わってもらいます。

 8日にJA吉田支店で開かれた第31回吉良トマト品質向上共進会には、部会員10人より大玉トマト「桃太郎」7点、ミニトマト「キャロル7」6点が出品されました。

審査風景

 西三河農林水産事務所農業改良普及課、西尾市、経済連、JA関係者ら7人が、外観・食味などを厳正に審査。大玉トマトは平均糖度6.4度・最高糖度8.3度、ミニトマトは平均糖度9.8度・最高糖度10.1度と高品質なトマトが出揃い、審査の結果、天野正巳さんのミニトマトが最高賞の西尾市長賞に輝きました。

 審査長を務めた西三河農林水産事務所農業改良普及課西尾駐在室の川野裕二室長補佐は「夏季の急な天候の変化にも関わらず、前作で多発した1~2段の着花不良が見られず、10月から順調に出荷が始まった。近年県下でも多発しているトマト黄化葉巻病も抑えられており、年内・年明けの出荷量も前年を上回るなど部会員の皆様の高い技術や努力がうかがえた」と講評しました。
 同部会では、共進会を通じた栽培技術の改善及び品質の向上に努めており、西三河地域特有の塩分とミネラルの豊富な土壌を活かした「吉良トマト」ブランドの高揚を図り、トマト生産の振興と農家所得向上へつなげています。