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第4回いちごスクール修了式・開校式開催

2022.6.13

 

修了証書を受け取る修了生ら

 JA西三河いちご部会と愛知県・西尾市、JAあいち経済連・JA西三河などで組織するJA西三河いちご産地振興委員会は5月31日、施設栽培イチゴの就農支援プロジェクト「いちごスクール」第3期生の修了式、第4期生の開校式をあぐりセンター小牧で開きました。
 この日、4期生2人が入校。また、3期生4人が1年間の研修過程を終え修了証書が手渡されました。修了生は現在、今年の11月の初出荷に向けて各自で準備を続け、新規就農者としての一歩を踏み出しています。
 JA西三河いちご産地振興委員会の齋藤和義委員長は「いちご部会の令和3年産の部会員数と作付面積が部会合併以来、初めて前年比増となりました。こうしていちごスクールを継続できるのも、お集まりいただいている皆様のご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。」と話しました。また、JA西三河の齋藤種治組合長は「この西尾市には、優れた技術で高品質なイチゴを作る生産者が多数いる。受講生の方は、受入農家から多くのことを吸収し、日々、栽培技術の向上を目指してほしい」と激励しました。
 JA西三河いちご産地振興委員会が主催する「いちごスクール」は、新たな担い手の確保・定着を目指して令和元年にスタートしたプロジェクト。新規参入希望者をスクール生として1年間受け入れ、イチゴ栽培に関する実務研修や経営管理研修などを通して、イチゴ農家を養成しています。研修期間中は、現役のイチゴ農家が1対1でスクール生に付き、主に栽培管理や収穫・パック詰めなどの実務作業を通して手厚く指導しています。