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イチジク苗木掘り取り・病気の無い安心で丈夫な苗を生産者へ安定供給

2023.3.15

 

イチジクの苗木を掘り取る生産者ら

 当JA・JAあいち中央・JAあいち豊田・JAあいち三河のイチジク生産部会で組織する「西三河いちじく部会」は3月13日、西尾市小栗町でイチジクの苗木を掘り取りました。イチジク株枯病の発生を背景に、JAあいち経済連を通じて苗木作りを委託することで、病気のない安心で丈夫な苗木を生産者へ安定供給することを目的に行いました。
 共選組織では20年以上前から取組み、全国有数のイチジク産地である西三河地域の維持・拡大に貢献しています。
 この日、JA西三河、JAあいち中央、JAあいち三河の生産者ら約30人が参加し、経済連担当者の指導のもと、1時間ほど作業にあたりました。
 参加者らは齋藤美奈子さんの圃場(ほじょう)で「桝井ドーフィン」「ネグローネ」「イスキア」「サマーレッド」など約600から700本の苗木を採取。太い根を切らないよう注意を払いながら、掘り取り作業に取り組みました。
 今年の苗木も根がしっかりと張っており出来上りが良い。
 各JAでは部会員向けに事前予約を取り纏め、生産コストの削減や部会員同士の交流につなげています。