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4月19日は良いきゅうりの日・地元小中学校へ194㌔寄贈・出前授業、ふれあい給食も

2023.4.27

 

生産者とキュウリの丸かじりをする児童ら
出前授業

 4月19日の「良いきゅうりの日」を前に、西三河地域のキュウリ生産者で組織する西三河冬春きゅうり部会(生産者91人:うちJA西三河40人)が、西尾市と安城市に給食用として490㌔のキュウリを寄贈しました。
 同部会が設定した「良いきゅうりの日」に合わせて毎年開催しており、今年で16回目。
 西三河地域は環境測定器や農業生産管理システムをはじめ、先進的な取組みを進める全国有数の産地であることを背景に児童に「地元のキュウリはすごい」と知ってもらい、地域農業と食に対する関心を高めてもらうことを目的としています。
 西尾市では18日に、市内の小中学校へ計194㌔のキュウリを寄贈。JA西三河きゅうり部会の片山政利副部会長と羽佐田稔改革プロジェクトリーダーらが西尾市役所を訪れました。
 片山副部会長は、「西尾市のキュウリ栽培は、農業用ictツールを活用したスマート農業が盛んな地。さらなる技術の向上を目指して西尾市を盛り上げていきたい」と話し、中村健市長にキュウリを手渡しました。
 寄贈されたキュウリは、4月19日の給食で「三河みどり」きゅうりの梅昆布和えとして市内の小中学校で利用されました。
 また同日、JA西三河きゅうり部会の髙原大輔販売委員長と若手生産者5人が幡豆小学校を訪れ、5年生58人に出前授業を行いました。出前授業では、つるのついた状態のものや成熟したキュウリを用いて豆知識や栽培過程などを説明。児童らは授業やクイズを通してキュウリについての知識を楽しく深めました。
 また、授業後には質問の時間を設け、児童からは、「なぜキュウリはトゲトゲしているの」や「一番収穫できるときは多くて何本採れるか」など様々な疑問が飛び交いました。
 その後は、キュウリの丸かじりを行い、児童らとふれあいながらこの日の給食を楽しみました。