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イチゴの育苗培土試験に取り組んでいます

2023.8.28

試験培土と既存培土の生育状態を比較する担当者ら

 当JAは7月から9月にかけて、JAあいち経済連と共同でイチゴの育苗培土試験に取り組んでいます。同産地が使用する専用トレーの育苗培土を模索し、産地に適したより有効な培土を見つけることが狙いです。
 JA西三河いちご部会に所属する生産者4人の協力のもと、西尾市内4か所で試験栽培を実施。各ほ場で2種類の試験培土を各1袋(30㍑)ずつ使用し、既存培土と生育状態を比較しながら培土の適性を検証します。
 8月21日には経済連、JA西三河、協力メーカーの担当者が試験圃場を巡回。前回の調査は定植後1週間であったため、この日は排水性と保水性のバランスや、根の張り具合などを重点的に確認しました。生育促進効果や作業性等の観点から、3度の調査結果と生産者の意見を基に販売を検討する予定で、JAでは引き続き生育状態を注視していきます。

 生産量・規模ともに県内トップクラスを誇るJA西三河いちご部会では、今年9月の定植時に新たな資材を使った栽培試験も計画しており、安全・安心なイチゴ作りに努めています。