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クリスマス需要に向けて品質良好

2023.12.13

収穫作業にあたる三上さん

 西尾市では12月中旬、完熟房取りミニトマト「赤美味(あかうま)」の出荷が順調に進んでいます。近年ではクリスマス需要による量販店との契約販売が増え、12月14日より22日にかけて多い日に約1㌧ものミニトマトを出荷。出荷量は前週比1.8倍ほどと堅調に伸びる見通しです。
 今年度から完熟房取りミニトマト「赤美味」を出荷する三上佳之さんのハウスでは、真っ赤に実ったミニトマトが次々と収穫されており、三上さんは「房全体を完熟させてから収穫する難しさがあるが、思わず笑顔がこぼれちゃうトマト。味も濃くトマト本来の深みがあるので、ぜひ一度食べて欲しい」と呼びかけます。

 JA西三河ミニトマト共選組合は西尾市を中心としたミニトマト生産者5人で組織。約205㌃で年間約88㌧を県内・関東・北陸方面へ出荷しています。完熟房取りミニトマト「赤美味」は房のまま全体を赤く完熟させてから収穫するため、完熟性と鮮度感が特徴。摘果など独自の栽培方法を組合で統一することにより安定した品質を保ち、リピーターも多く、量販店からの評価を高めています。