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成人式に〝染めバラ〟出荷

2024.1.4

出荷風景(手前から順に黒バラ、青バラ)

 西尾市ではバラの集出荷が順調に進んでおり、今年から染めバラの取り扱いを始めました。
 1月4日には成人式用に赤色の「サムライ08」を黒く染めた黒バラ360本、白色の「アヴァランチェ+」や「グランオマージュ」などを青く染めた青バラ1,300本、白色1,800本を出荷。黒バラには「滅びることのない永遠の愛」、青バラには「夢叶う」という花言葉あり、生産者は「成人式を迎える若者にぴったりの花言葉。バラを贈ってぜひ素敵な一日にしてもらえたら」と話してくれました。染めバラはすべて受注生産で、今後も物日に合わせて積極的に対応していきます。
 また今年も例年通り、花が大きく色鮮やかで茎もしっかりとしており上々の仕上がり。染めバラ以外に、年始にはピンクの「ラブリーガール」「ブロッサムピンク」を主力に、黄色の「ソラーレ」「ゴールドラッシュ」、オレンジの「フェスティボ」が売れ筋です。
 1月7日には西尾市総合体育館で開かれる二十歳の集いで、バラのフォトスポットを設置するほか、新成人を迎える約1,800人へオリジナルクリアファイルを進呈する予定。レインボーバラ共選組合では地域イベントと連携して市特産のバラのPRにつなげています。

 同組合は13人と1法人の組合員で組織し、年間約530万本のバラを周年で栽培。ハンディ端末で品種や数量などを登録・確認し、円滑な仕分け業務により県内市場を中心に関東・関西方面へ出荷しています。発足以来、地産地消と高品質を重点に掲げ、県内市場への販売高は県内トップクラス。さらに発足当初より湿式輸送を全国に先駆けて採用し、2018年4月には日本花き生産協会の「花き日持ち性向上生産管理基準認証者」の認証を取得するなど、鮮度へ強いこだわりを持って生産しています。