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西三河農協農作業受託部会が「三河自慢」の売上の一部を西尾市の福祉事業へ寄附

2024.2.19

 

中村健市長(右端に)に寄付金を手渡す渡辺部会長(右から2番目)ら

 西尾市内の米・麦・大豆農家で組織する西三河農協農作業受託部会は2月7日、西尾市の福祉事業に10万円を寄付しました。同部会は、行政による農業支援への感謝を表明するかたちとして毎年行っています。
 この日、渡辺幸人部会長をはじめとする役員ら3人が西尾市役所を訪れ、中村健市長に寄付金を手渡しました。渡辺部会長は「寄付金は、有機肥料・減農薬で栽培する「三河自慢」の売上の一部。積極的福祉事業に役立ててほしい」と話しました。

 寄付金を受け取った中村市長は「西尾市には高い技術を持つ生産者が沢山いる。引き続きレベルの高い農業を展開できるよう行政としてもしっかりとした支援をしていきたい」と述べました。市は寄附金を地域福祉基金に積み立てて、今後の福祉事業に活用する予定。
 同部会は、西尾市内の専業農家47名で組織。田畑での米・麦・大豆などの生産を大規模に請け負い、例年の米の生産調整に大きく寄与しています。また、優れた生産技術により、小麦の面積あたりの収量は全国有数、小麦、大豆の収穫量はともに愛知県下トップを誇ります。小麦には愛知県生まれの品種「きぬあかり」「ゆめあかり」を、大豆には遺伝子組み換えでない安全・安心な「フクユタカ」を生産しています。