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西尾市伝統の「学校茶摘み」スタート! 5月中に小中学生延べ5000人が茶摘みに取り組む

2024.5.13

茶摘みに取り組む生徒

 国内トップクラスのてん茶生産量を誇る西尾市で、市内小中学生による「学校茶摘み」が5月9日に開始しました。5月24日まで(予備日含む)の約2週間に、市内の中学校6校と西野町小学校の4・5・6年生延べ5000人が、収穫最盛期を迎えた茶畑で茶葉の収穫を体験します。
 学校茶摘み初日となる5月9日は、西尾市立西尾中学校の2・3年生の生徒約550人が市内各地の茶園で茶摘みに取り組み、生徒らは茶の新芽を一日かけて黙々と摘み取りました。同中学校3年2組の松田莉子さんは「クラスで400㌔摘むのが今日の目標。茶園主さんが大切に育てたお茶の葉なので、しっかり摘めるように頑張りたい」と話しました。
 「学校茶摘み」は昭和10年代から続いている西尾市伝統の勤労体験学習。また西尾市は抹茶の原料となるてん茶の生産量が年間334㌧の市町村別でトップクラスを誇る産地で、近年は抹茶スイーツ等加工品の原料としての需要も伸びています。