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設計検討会を開催 スマート農業実証事業進む 

2024.5.27

 当JA、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構、愛知県、明治大学、ヤンマーグリーンシステム㈱など12の機関でつくる「日本をリードするJA西三河いちご部会スマート農業実証コンソーシアム」は5月27日、JA本店でスマート農業実証プロジェクトの設計検討会を開催。WEBを含めて関係者ら44人が参加し、実証実績や今後のスケジュールを確認しました。
 令和5年度スタートの同事業は海外依存度の高い農業資材の削減と生産性向上を両立させるスマート農業技術の実証がテーマとなり、全国で12の課題が国の採択を受けています。実証期間は2年間で2025年3月末まで。
 同コンソーシアムの課題は「JA西三河いちご部会における生産から販売のデータ駆動一貫体系の実証」で、主な要素技術は ①局所環境制御技術の確立、②高効率ヒートポンプの導入、③スマート選果システムの導入、④画像処理による出荷量予測。国が方針を示す「みどりの食料システム戦略」におけるスマート農業技術を活用する産地を目指し、化石燃料削減、労力削減、栽培技術向上、販売力強化に取り組みます。

 ▼この日は、令和5年度作を踏まえた実証課題の進捗と収集データの分析結果を報告しました。
 ①燃油消費量削減については、地下水を熱源としたヒートポンプの導入により25%の削減目標に目途がつきました。さらに自律走行台車によりハウス内の環境ムラを計測し、暖房効率向上を目指します。
 ②イチゴのパック詰め作業については、スマート選果システム導入により作業時間が重量及び玉数比較で慣行の26%以上効率アップしました。
 ③群落内の局所環境制御により収量の向上、画像処理に基づく出荷量予測・スマート選果システムを活用した新しい選別による販売実証を進めています。

 引き続き計測・データ解析の精度を高め、各機関が連携して最先端の実証事業を進めてまいります。